こんにちは、三回生のO上です。
投稿が遅くなってしまいましたが、8月10日から13日にかけて北アルプスの北穂高岳で合宿を行ったので報告させていただきます。参加者は、現役がY崎さん、S井、T井、M岡、M吉、T本、Y倉、Y野、Y本、O上、そしてOBさん4名の計14人。大所帯での山行となりました。
8月10日
17時半に大阪梅田を出発し22時に名古屋に到着しました。名古屋で各々夕食を済ませて23時に名古屋を出発しました。
8月11日
5時に上高地に到着。5時半にOBさんも到着され、朝食をとってから6時に上高地を出発しました。今回は日程が「山の日」と重なるので、パーティーを2つに分け、先行隊がテント場を確保するようにしました。
先行隊は、順調に明神、徳沢を通過し、8時半に横尾に着きました。横尾では、熱中症予防のために経口補水液が配られていて、長蛇の列ができていました。
横尾から今日の目的地の涸沢までは登り道が続きます。横尾で沢山の登山客を見た私は、「はやく登らないとテント場がなくなってしまう」と思い、焦ってハイペースで登ってしまい、涸沢付近でバテてしまいました。もう少しゆっくり登っても良かったと反省しています。
11時半に涸沢に到着するとテント場は比較的空いており、まとまってテントを張ることができました。山小屋に泊まる人が多かったのだろうと思います。17時に夕食をとり、20時に就寝しました。
ちなみに、涸沢には大きな岩がたくさんあり、ボルダリングの課題がつくられています。小屋でマットを借りられるようなので次に涸沢に来るときにはシューズを持ってこようと思います。
↑雪渓
↑涸沢のテン場
8月12日
4時に起床。朝食を済ませ5時半に出発しました。途中の南陵取付けのハシゴ場で、先行していたパーティーからヘルメットが降ってきました。とても怖かったですが、部員が無事キャッチして届けることができました。事故にならなくて本当に良かったと思います。
登り始めのころは天気も良く、奥穂高岳がよく見えていましたが、8時過ぎ頃からガスが出始めました。幸い雨は降りませんでしたが、9時に北穂高岳山頂に着くと、ガスが濃く展望はありませんでした。個人的には、山頂から槍ヶ岳までの稜線を眺めるのを楽しみにしていたので残念でした。
OBさん、Y野、O上以外の現役部員は北穂高岳から涸沢岳を通って奥穂高岳山荘から涸沢に下りることとなり、先に出発しました。私たちは、10時に山頂を出発し12時過ぎに涸沢に到着しました。奥穂隊も無事に帰ってきましたが、皆疲れた様子で、北穂~奥穂高岳山荘間の難しさが伝わってきました。
その後、17時に夕食をとり、20時に就寝しました。
↑南陵取付け直下のハシゴ
↑奥穂高岳・涸沢岳
↑北穂高岳山頂
8月13日
4時に起床。今日は最終日なのでテントの撤収などもあり7時過ぎに涸沢を出発し、12時過ぎに上高地に到着しました。OBさんたちとはここで分かれて、現役部員で風呂に入ってからバスで大阪に帰りました。
個人的には、今回の合宿で脚力の無さを痛感したので、これから山行回数を増やしていきたいと思います。1、2回生も今回の合宿を楽しんでくれたのではと思います。
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